「金曜日はカレーの日」ってことでやってみた
これは何?
緊急事態宣言アドベントカレンダーの10日目の記事です。緊急事態宣言で在宅ワークが増えていますが、知見を共有することでこの事態を乗り越えようということが目的です。
「金曜日はカレー」の元ネタ
海上自衛隊で金曜日の昼食にカレーを食べているのですが、在宅ワークでの曜日感覚を取り戻す方法として提案されています。
ちなみにそもそもカレーを食べるようになったのは、当時の海軍で問題になっていた脚気の予防のためだったようです。
脚気に悩まされていた明治時代の海軍では、軍医・高木兼寛によって解決策が見出され、バランスの良い食事への改善が図られていました。
そんな中、イギリス海軍で採用されていたカレーが、栄養バランスが良いことや調理が簡単で大量に作れること、そして何よりおいしいという理由から、日本の海軍でも採用されることになりました。
やってみました
4/7から完全に在宅ワークで平日と土日ともに家にいるのですが、4/10(金)と4/17(金)にカレーを作ってみました。2回ともバーモントカレー(中辛)にしています。
やってみて気づいたこと
曜日感覚を取り戻す、についてそこまで大きな効果は感じていないのが正直なところです。在宅ワークの最初の週の金曜日からカレーにしているので、「曜日感覚がなくなっているな〜」という問題が起きていなかったからかも。
あとは、週一だとちょっと間隔があくので、火曜日くらいにもう1つメニューがあってもよいかなと思いました。
ちなみに予想していなかったのですが、2回作ってみることで、「同じメニューを定期的に作る」ことの良さを実感しました。
料理をする人には当たり前のことと言われそうですが、自分で作ったものを自分で食べると改善点(じゃがいもが固いとか、カレーの水分多いとか)が見つけられるかと思います。同じメニューを定期的に作るということは、次回にそれを改善するというフィードバックループが回せることになります。その試行錯誤が意外によい気分転換になるというのがやってみての感想です。
少し抽象化してみると、料理の特徴は提供者と受給者の関係があること(作る人と食べる人)、改善点を発見するまでの期間が短い(食べればすぐに気づける)、自分で改善方法をコントロールしやすい(自分の調理方法次第)というのが挙げられるかと思います。
まとめ
毎週金曜日にカレーを作って食べるということをやってみましたが、定期的に同じメニューを作ってみるというのは意外に気分転換になるというのが分かりました。
自宅に閉じこもることが多い昨今の状況では、普段料理されない方も定期的に作ってみることをオススメします。